中学校の特別支援学級での3年間を振り返る

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2号が3/15に中学校の特別支援学級での生活を無事に終えました。
普通学級と違うことが多々あるので、特別支援学級について3年間の生活を振り返りながらいろいろ書いてみたいと思います。

なぜ特別支援学級に通うようになったのか?

2号が特別支援学級に通うようになったのは小学校3年生の2学期からです。
2年生の終わりに学校のすすめで病院で検査を受け、「広汎性発達障害」という診断を受けたのがきっかけです。
それから3年生の1学期に児童相談所の方ともお話をして、本人の希望も汲んでいただき、2学期より普通学級からその年にできたばかりの特別支援学級に転籍することになりました。

広汎性発達障害とは?

こちらのサイトの説明がわかりやすいです。

2号はアスペルガー症候群の傾向が強いと言われていて、上記のサイトの特徴ですとこんなことが当てはまります。

  • コミュニケーションが苦手
  • →思ったことをうまく伝えられず手を出してしまうことが多々ありました。

  • 特定のものへの感覚過敏(触)
  • →かっぱなどの素材が嫌でかっぱが必要な時はウインドブレーカーなどで代用していました。帽子や長靴も苦手でした。

  • 特定のものへの感覚過敏(臭)
  • →給食のソフト麺の袋を開けたときのにおいが苦手だったようで給食の麺類はしばらく食べられませんでした。

その他には

  • 予定が変わったり、不安が大きくなるとパニックを起こす
  • 興味のあることへの集中力がすごい
  • →機械の操作はほぼ直感でできたりしますし、声優やアニメやゲームなど自分の興味のある分野の知識はすごいです。

  • 難しい言葉を使いたがる
  • →本をよむのが好きなので覚えた難しい言葉を使ってみたりします。

この辺は以下のアスペの特徴に近いんだろうなぁと思います。

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入学準備

これが一番大変だったかもしれません。

2号の選択肢は以下の4択でした。

  1. 学区内のA校(徒歩20分、現在3号が通っています)の普通学級に進学、もしくはA校に特別支援学級開設を申請
  2. 隣の学区のB校(徒歩5分)の特別支援学級に進学
  3. 学区内の学校と同じ地区のC校(徒歩30分ぐらい)の特別支援学級への進学
  4. 同じくD校(バス通学)の特別支援学級への進学

この中で3は当時人数が少なかったのと、4もバス通学は金銭的に厳しいので選択肢からはずしました。

普通学級にするか特別支援学級にするか

残るは1と2の2択です。
私は本人の意思を尊重したかったので、まずは1のA校を見学しに行きました。
見学は小学校を通じてお願いすれば、都合のいい日程を教えていただけます。

A校に行ってみたけれど

当時の2号の希望は「みんなと離れたくないのでA校に行きたい」、でした。
が、当時は国語や音楽、社会(歴史限定)、家庭科はみんなについていけても、他の教科はついていけなかったので、普通学級への進学は正直難しい状況でした。

で、実際に普通学級の授業を見学させていただいたり(その中には特別支援学級の1つ上の先輩もいましたがかなり苦戦していました)、学校の方とお話させていただいたんですが、特別支援学級の申請も考えている旨をお話すると「話は聞きますけど…」という感じで乗り気ではないようでしたので(生徒も教員も少ないという状況なので余裕がないんでしょうけど)、私はその時点でA校はないな、と思っていました。
とりあえず、この時点では結論は保留にしてB校の見学に行くことにしました。

B校、キミに決めた!

後日、小学校を通じてB校に行ったのですが、B校ではとてもあたたかく迎えていただき、授業にも参加させてもらいました。
先生方のサポートも手厚く、授業も子どもたちの能力別にグループに分けて行っているとのことで、ここなら安心して子どもを任せられると思いました。

唯一の不安は今までの様に交流学級というのがないので、基本的には特別支援学級での授業になるため、ちょっと物足りないかもということでした。
ただ、それに関しても学年行事などで他のクラスと交流できる機会はあるとのことなので大丈夫そうかなと言う印象でした。

見学が終わって、2号に現時点での感想を聞いたら「B校にする」と即答でした。
「友達と離れちゃうけど大丈夫?」と聞いたら「大丈夫」とのことでしたので、本人の意思を尊重してB校への進学を決めました。

中学校をどこにするか悩んでいる方は、実際に学校見学をした後に子どもの希望が変わる場合もあるので、小学生のうちに子どもが通えそうな範囲で何校か見学しておくといいと思います。

本人が決めても簡単に入学させてもらえない

B校への進学を本人が決めても、簡単に入学させてくれないのが教育委員会。
私の住んでいる地域は札幌市某区のEという地域にあり、A校、C校、D校は同じEにあります。
一方、B校だけは道路を挟んで向かい側のFという地域にあるため、入学通知書は別の地域のB校ではなく、同じ地域にあって生徒の人数も多いD校で届きます。

D校で問題ない場合はそのままでいいのですが、うちはD校への進学は考えていなかったので、教育委員会に連絡して変更の手続きをしました。
一度教育委員会まで出向き、書類を提出するんですが、書類自体はテンプレートが用意されていて、学校名を変更して記入すればいいだけの簡単なお仕事だったので、すぐに手続きが終わりました。

後日無事にB校の入学通知書が届き、その後、就学前検診や入学説明会、体験入学など、普通学級の子たちと同じような流れで準備をすすめていきました。

入学してからはどんなことをするの?

入学してからは普通学級の子と同じ学校行事の他に特別支援学級独特の行事があるので、普通学級の子に比べて行事が倍ぐらいあります。
授業も普通の教科の勉強もしますが、どちらかと言うと作業の時間や体力づくりの時間が多めです。
これは将来自立するに当たって体力が必要になることと、作業を通じて連絡、報告、相談をすることによってコミュニケーション能力を身につけるという目的があります。
作業で作った作品は商品として学校祭や即売会、新入学説明会のときなどに販売するので、作業の時はみんな真剣です。

あとは特別支援学級での宿泊学習とか、レインボーピック(札幌市内の特別支援学級の子たちが集まって陸上競技会をします)、レインボーフェスティバル(札幌市内の特別支援学級の子たちが自分たちが作った作品を販売します)、校外学習(クラスみんなでちょっと遠くまでお出かけします)、高等支援学校見学(近隣の学校3校を1年毎にローテーションで見学しています)、作業所見学(3年生になると実際に作業所に現場実習に行きます)など、将来を見据えたものが多めになってます。

実際の様子は過去記事にもいくつか書いているので、参考にして下さい。

普通学級の行事・特別支援学級の行事・そして近況報告など

2016.09.10

学校祭・消防クラブ・作業所見学・いろいろ頑張りました

2015.10.24

2号の調理のミッション終了しました(冷麺を作ったよ)

2015.08.13

2号の夏休みの宿題も兼ねて洗濯を仕込んでみたよ

2015.08.10

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受検も独特です

特別支援学級に在籍している時点で内申点がつかないため、公立高校を受検することができません。
そのため、選択肢はだいたい以下の3つに絞られると思います。

  • 特別高等支援(養護)学校への進学
  • 特別支援学級の子を受け入れている私立高校や専門学校への進学
  • 特別支援学級の子を受け入れている通信制高校への進学

ほとんどの子が特別高等支援(養護)学校へ進学する子が多いんですが、人とのコミュニケーションが苦手な子は通信制高校へ進学する子もいます。
2号は特別高等支援(養護)学校へ進学しますが、本人が行きたいと思わないと続かないと思うので、これから進学を考えている方は、お子さんの希望を尊重してあげてほしいなぁと思います。

受検に関してはこちらのエントリーを参考にしていただければと思います。

特別高等支援(養護)学校の受検はどういうものなのかわかる範囲で教えちゃいます

2017.02.21

最後に

中学校に入学した当初は、失敗して気持ちがなかなか切り替えられなかったり、いろいろありましたが、今ではクラスの代表として自分の意見を言えたり、書くのが苦手だったのに、いろんな方々に感謝の手紙を書けるようになりました。
自分の進路も自分で決めましたし、これから目指してるものに向かって頑張ってほしいなと思います。

3年間私もPTA役員として学校に関わってきたので、私も2号と一緒にB校卒業です。
3号は現在A校に通っているので、もうB校に関わることがないのかなと思うと寂しいですが、楽しい3年間でした。

4月から全く初めての世界に飛び込みますが、どんな関わりができるか今から楽しみです。

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1年半ぶりにはてなブログからWordPressに戻ってきました。 現在、働く3児の母/スプラトゥーンウデマエB帯/へっぽこポケモントレーナー(Not ポケモンGO)

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