詳細は下記のエントリーをご覧ください。

先日このブログをスターサーバーに移転しました。
結論からいうと費用をあまりかけないでWordPressを運用したい人にはオススメできるサーバーです。
きちんと設定すればこれくらいの数値は出ます。
スターサーバーの特徴
私が契約したのはスターサーバーのスタンダードプランです。
6ヶ月以上の契約で月500円(税抜)で利用できます。
- 初期費用:1500円
- 月額料金:500円~(6ヶ月以上・税抜)
- 無料お試し:14日間
- 容量:SSD100GB
- 仮想CPU:3コア
- Webサーバー:Nginx
- PHP5/7(7.1.x / 7.0.x):○
- MySQL:20個
- マルチドメイン:無制限
- メールアドレス:1000個
- データ転送量目安:300GB/月(10GB/日?)
- 独自SSL:無料(Let’s Encrypt)
- プラン変更:即時(上位プランのみ)
- WordPress簡単インストール:あり

文字の色が違う箇所がエックスサーバーより優位な点です。
サーバー移転の前にバックアップを取ろう
今回の移転のきっかけはサーバートラブルでしたので(詳細は後述)、バックアップファイルがなかったらこのブログは消えていた可能性があります。
できればアックアップの方法は1つだけではなく2つ以上用意しておいた方がいいです。
私は2つの方法でバックアップを取っています。
All-in-One WP Migrationを使う方法
移転元と移転先の両方でAll-in-One WP Migrationが使えるならこの方法が一番楽です。
すべてのブログデータを簡単にインポート・エクスポートができます。
- STEP.1プラグインのインストール設定→プラグイン→新規追加→「All-in-One WP Migration」と入力して検索→今すぐインストール→有効化
- STEP.2移転元のデータをエクスポートサイドバーのAll-in-One WP Migrationを選択→エクスポート→エクスポート先をクリック→ファイルを選択→DOWNLOAD→CLOSE
バックアップはこれだけです。
プラグインを使わない方法
ほぼ上記のやり方と同じなのですが、データベースはプラグインを使わずにphpMyAdminを使ってエクスポートしています。
- STEP.1phpMyAdminにログイン
- STEP.2WordPressに使用しているデータベースを選択
- STEP.3データのエクスポートエクスポートを選択→何も変更せずそのまま実行→保存
スターサーバーに申し込もう

2019.9.30 18:00までにスターサーバーに新規申し込みをすると、初期設定費用が無料でお申込みできます。
申し込むなら今がチャンス!

スターサーバーでやること
スターサーバーにはわかりやすいマニュアルが用意されているので、基本的にはマニュアルを見ながら作業すれば問題ないです。
- STEP.1ネットオウルに会員登録する
- STEP.2無料お試しに申し込む
- STEP.3独自ドメインを設定する
このサイトのドメインはエックスドメインで契約しているため、他社管理ドメインの設定手順を参考に設定しました。
移転元のサイトが見れずWeb認証が使えなかったため、今回はWhois認証で手続きしました。
Whois認証による独自ドメイン設定手順 | レンタルサーバー【スターサーバー】
マニュアルには実際に独自ドメインが使えるようになるまで数時間から2日程度時間がかかるとの記載がありましたが、実際には1時間かからずにドメインが使えるようになりました。
- STEP.4無料独自SSLを設定する
Webサイトの常時SSL化も同時に行います。
無料独自SSL設定ガイド | レンタルサーバー【スターサーバー】
Webサイトの常時SSL化 | レンタルサーバー【スターサーバー】
SSL設定をしてから実際にサイトがSSL化されるまで時間がかかるのでSSL化されるまで待ちます。
今回は2~3時間かかった気がします。 - STEP.5データベース設定
SSL化が完了したらいよいよWordPressがインストールできるようにデータベースの設定をします。
移転元と移転先でユーザー設定をできる限り合わせておくと何かと楽ですよ。 - STEP.6WordPressのインストール
スターサーバーは簡単インストールの機能が使えるので新規にインストールします。
WordPressのインストール方法(簡単インストール) | レンタルサーバー【スターサーバー】
インストールが無事に終わったらサイトのURLをhttps://に変更→All-in-One WP Migrationをインストール→エクスポートしたファイルをインポート→無事にブログが表示されたら移転完了です。
お疲れ様でした!
…と通常ならここで移転作業は終わりなのですが、今回はここで終わりではありませんでした。
ConoHaでのトラブルが今回の移転の理由でした

エックスサーバーに不満はまったくなかったんですが、ふとConoHa+KUSANAGIでWordPressを使ってみたくなり、1ヶ月ほどConoHaで運営していました。
最初から問題がいくつかありまして
- Let’s Encryptの週上限にひっかかりSSL化に失敗。サイトが表示されなくなった(一旦エックスサーバーに戻す)。
- リライト中に突然サイトが表示されなくなる。
- バックアップから元に戻したが、以前設定していた追加cssが消しても消してもゾンビのようによみがえる。
今まで15年近くブログを運営してきましたが、追加cssのゾンビ現象は経験がなく対処方法もわかりません。
ConoHaは基本的に黒い画面にコマンドを入力しないといけないので、復旧できたとしても時間がかかってしまいます。
ConoHa+KUSANAGIは表示スピードが早いといわれていますが、体感スピードはエックスサーバーで運営したときとあまり変わらずConoHaで運営するメリットがあまり感じられませんでした。
メンテナンスに時間を取られるデメリットの方が大きくなってしまい、今回サーバー移転を決意しました。
追加cssのゾンビ状態を解消するためにやったこと
このブログはエントリーが少ないので、とても地道な作業で元に戻しました。
標準の機能でエントリーと個別ページのみエクスポート
手元にはブログを丸ごとバックアップしたものしかないため、そのまま戻してもゾンビは解消されません。
標準の機能ですべてエクスポート→インポートでも同じ状況でした。
エントリーと個別ページだけインポートして、画像はバックアップファイルから必要なものだけアップロードして貼り直し、
テーマとプラグインも必要なものだけインストールしました。
テーマやプラグインはすべて設定し直したのでいろいろ見直しができましたし、画像を貼り直すついでに商品リンクをカエレバから別のプラグインのショートコードに貼り替えたので見た目もスッキリしました。
戻すのに2日ほど時間がかかってしまいましたが、ゾンビ現象はすっかりなくなりました。
PORIPUのアップデートを楽にするために追加cssを使っていましたが、またゾンビ現象が起きても嫌なので子テーマのcssに戻しています。
最後に
サイト復旧までに時間がかかりましたが、移転後は今のところトラブルもなくてホッとしています。
エックスサーバーではなく今回スターサーバーにしたのにはいくつか理由があります。
- はてなブログに移る前はミニサーバーユーザーだった
- エックスサーバーから移転するときにドメインをエックスサーバーからエックスドメインに移管した
- 維持費がエックスサーバーの約半額
- あまのじゃくな性格なので情報が溢れてるエックスサーバーやmixhostではなく、情報が少ないスターサーバーで人柱になろうと思った
要約するとあまのじゃくなので人があまり使っていなさそうなサーバーにしたかったってことです。
最初はちょっと引っかかりがあったり、エックスサーバーでできていたことがうまく行かずにちょっと苦戦したんですが、プラグインでどうにかなるので今のところは不満はありません。
現在このブログで導入しているものや設定については別エントリーを上げていますので、参考にしていただければ幸いです。

スターサーバーなかなかおすすめですよ。
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